今日は初めて、アートセラピーを体験してきました。
アートセラピーとは、下記にも説明を簡単に書きましたが、絵や色、形などの表現を通じて心を見つめる心理療法の一つ。
上手に描くことが目的ではなく、手を動かしながら自分の内側を感じ取っていく時間です。
お部屋に入ると、机の上にはさまざまな画材がずらりと並んでいました。
色とりどりの絵具、色鉛筆、クレヨン、パステル、筆まで。
子どもの頃、お絵かき教室で感じたわくわく感がよみがえります。
先生が、「今日は、自由に“今の気持ち”を表現してみましょう」と優しく声をかけてくれました。
テーマはシンプル、まずは、いろいろな画材がどんな特徴があるかなど、試し塗りなどをしてみて、感触を感じたり、今日はこれを使って表現したいというものを、感じます。
最初は絵具に手を伸ばしました。
しかし、筆を水につけ、パレットで色を作る工程が、今日の私には少し構えた感じに思えました。
もっと手軽に、思いつくままに描きたい。
そう感じて、色鉛筆のケースを開けました。
色鉛筆は、手にした瞬間から自分の延長のように動かせます。
紙の上をすべる感触も心地よく、線や色の強弱が直感的に表現できる。
さらに、水彩パステルにも手を伸ばしてみると、その柔らかな色の広がりに、なんともいえない安心感を覚えました。
水を含ませた筆でなぞると、色がふわりとにじみ、まるで感情がほどけていくようです。
気づけば、作品らしい形にはなっていません。

けれど、色が混ざり合ったその紙は、今日の私の気分そのもの。
描き終えたあと、それを眺めながら「私は今、安心と少しの好奇心の中にいるんだな」と自然に感じました。
アートセラピーの良さは、言葉にできない自分を、そのまま表に出せることだと実感しました。
普段は頭で整理しようとする感情も、色や形に変えると、するすると外へ出てくる。
そして、自分が選んだ色や画材にも意味があるのかもしれません。
今日は絵具ではなく、色鉛筆と水彩パステルを選んだ。おそらく、それが今の私の「ちょうどいい距離感」だったのでしょう。
そして塗り絵を一つやりました。

体験の最後、先生が「色や線は、あなたの中の声です」と言ってくれました。
描いた紙は、これからの自分の心のアルバムの1ページになるような気がします。
和紙をちぎるのも、気持ちよかったです。
家でもこの感覚を続けてみたい。
それは、ちょっとした日常の中の“心の深呼吸”になるような予感がしました。
この下にアートセラピーってどんなこと?を少しまとめておきました。
よろしかったら、こちらも読んで、アートセラピーの興味を持ってください。
アートセラピー(Art Therapy)は、絵を描く、粘土をこねる、コラージュを作るなどの創作活動を通じて、心の状態を表現し、自己理解や心の回復を促す心理療法の一種です。
特徴を整理するとこんな感じです。
1. 言葉ではなく「表現」を使う
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心の中の気持ちや記憶は、言葉ではうまく説明できないことがあります。
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絵や形、色を使うことで、無意識や深層心理に触れやすくなります。
2. 芸術的な上手・下手は関係ない
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アートセラピーは「作品の完成度」を目的にしません。
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上手く描く必要はなく、「描く・作る」過程そのものが心を整理する効果を持ちます。
3. 心理的効果
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ストレスや不安の軽減
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自己表現・自己理解の促進
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トラウマ体験の整理や感情の解放
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自信や自己肯定感の回復
4. 実施する場面
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心理カウンセリングや精神科での治療
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学校や福祉施設、老人ホーム
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職場のメンタルケア研修
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災害やトラウマ後の心のケア
5. 進め方の例
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セラピストがテーマを与える(例:「今の気持ちの色を塗ってみましょう」)
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作品を作る
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完成後、その作品を見ながら感想や気づきを言葉にして共有する(必要に応じて)
などなどです。


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