第2章:キャリアコンサルタントに向いている人って、どんな人?

キャリアコンサルタント

こんにちは。
キャリアコンサルタントについての連載、第2回目です。前回は「キャリアコンサルタントとは何か?」という基本の部分をお伝えしましたが、今回は「どんな人がこの仕事に向いているのか?」をテーマにお話ししてみます。

これから資格を取ってみようかな?という方にも、ちょっと興味あるなという方にも、ヒントになる内容になると思います。


「聴くこと」が好きな人

キャリアコンサルタントの基本は、“聴くこと”です。

よく「話すのが得意じゃないけど、大丈夫ですか?」という相談を受けますが、むしろ“話すより聴くのが好き”という方のほうが向いているかもしれません。

ここでいう「聴く」は、ただ黙ってうなずくのではなく、
「相手が本当に言いたいことは何だろう?」と気持ちを込めて耳を傾ける姿勢のこと。
つまり、“聴こうとする気持ち”があることがとても大切です。


人の人生に興味がある人

「どうしてこの仕事を選んだんだろう?」
「なぜ今、転職しようと思ったんだろう?」
「この人にとって、大事なものって何だろう?」

そんなふうに、人の背景や考え方に関心を持てる人は、キャリアコンサルタントとしての素質があると言えるでしょう。

キャリアの選択って、その人の価値観や人生観がぎゅっと詰まったテーマです。興味本位ではなく、リスペクトを持って「知りたい」と思える気持ちは、すごく大切です。


答えを決めつけない人

キャリアコンサルタントの仕事では、「こうすべき」「これが正解」と決めつけることはありません。

たとえ相手が悩んでいたとしても、「こうすればいいんですよ!」とアドバイスしたくなる気持ちをぐっとこらえて、
「この人はどうしたいんだろう?」と、本人の気持ちを引き出していくのが私たちの役目です。

ですから、「人に答えを押しつけない」「じっくり見守れる」タイプの方は、クライアントにとってとても安心できる存在になれると思います。


誰かの役に立ちたい気持ちがある人

この仕事を志す人には、「自分の経験を誰かの役に立てたい」という思いを持っている方がとても多いです。

たとえば、

  • 子育てを終えて再び働き始めた経験

  • 転職や職場の人間関係で悩んだこと

  • キャリアに迷った自分自身の過去

そうした経験がある人は、クライアントの気持ちに深く共感できますし、寄り添う力も自然と育まれています。

しかし、共感と同感、同調は違います。

年齢や職歴に関係なく、「人の役に立ちたい」という気持ちが、何よりの原動力になります。


特別な才能は、いらない

こうして見ると、なんとなく「自分にはそんな立派な素質ないな…」と思ってしまう方もいるかもしれません。

でも、大丈夫。

キャリアコンサルタントに必要なのは、完璧なスキルや特別な能力ではなく、
「相手のことを大切に思う気持ち」と「一緒に考える姿勢」なんです。

実際、多くのキャリアコンサルタントは資格を取ってから経験を積みながら、少しずつ成長していきます。だから今、「ちょっと気になるかも」と思った気持ちが、何よりのスタート地点になるんです。


おわりに:自分らしいキャリア支援をめざして

今回は、「キャリアコンサルタントに向いている人ってどんな人?」というテーマでお届けしました。
とはいえ、型にはまる必要はありません。あなたらしいスタイルで支援ができるのが、この仕事の面白さでもあります。

次回は、「キャリアコンサルタントになるには?」という資格取得の道のりについて、分かりやすくご紹介する予定です。

ぜひまた読みに来てくださいね!

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